1982年につかこうへいの人気舞台劇「蒲田行進曲」を映画化した深作欣二監督が、同作の主要キャストを再び主役陣に据え、劇団〈オンシアター自由劇場〉によって1979年に初演され、異例のロングランヒットを記録した斎藤憐作の同名舞台劇を映画化した音楽群像劇。1930年代後半から1945年にかけての上海を舞台に、時代の波に翻弄される日本人ジャズメンや歌姫たちの運命を歌や踊りを交えて華やかに描く。1988年には舞台のオリジナルメンバーたちによる再映画化版も作られた。 1936年夏。ジャズメンである夫のシローとともに船で上海にやって来た、マドンナことまどか。2人の目的地はパリのはずだったが、シローは当初から、東洋きってのジャズの聖地である上海で音楽生活を楽しむ腹づもりでいた。2人は、シローの旧友のバクマツこと松本が働くダンスホールで、歌姫とバンドの一員として働きながら、上海での生活を送り始めるが、やがて日中戦争が始まり、彼らの人生を大きく左右するようになる。
リリース済み: Oct 06, 1984
ランタイム: 121 数分
出演者: 松坂慶子, 風間 杜夫, 宇崎竜童, 平田満, 夏八木勲, 志穂美悦子
Crew: 深作欣二 (Director), Keiji Maruyama (Director of Photography), Nobuyoshi Koshibe (Sound), 深作欣二 (Screenplay), Ren Saito (Theatre Play), 田中陽造 (Screenplay)