巨匠ルキノ・ビスコンティの「山猫」と並ぶ代表作で、ノーベル賞作家トーマス・マンの同名小説を原作に、作曲家グスタフの美少年への心酔と老いの苦しみを描いた。「地獄に堕ちた勇者ども」に続いて撮られた、ドイツ3部作の2作目にあたる。療養のためベネチアにやってきたドイツの老作曲家アシェンバッハは、ホテルで少年タジオを見かける。一目で少年の美しさの虜になり、彼の姿を見つけるだけで喜びを感じ始める。全編に流れるのは、アッシェンバッハのモデルになったマーラーの「交響曲第3、5番」。2011年には製作40周年を記念し、ニュープリント版でリバイバル上映された。
リリース済み: Mar 05, 1971
ランタイム: 131 数分
出演者: Dirk Bogarde, ビョルン・アンドレセン, Romolo Valli, Mark Burns, Nora Ricci, Silvana Mangano
Crew: Mario Gallo (Executive Producer), Luchino Visconti (Producer), Luchino Visconti (Screenplay), Pasqualino De Santis (Director of Photography), Nicola Badalucco (Screenplay), Luchino Visconti (Director)